事務所コラム | 姫路市の税理士-アルトブリッジ税務事務所

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成果を出す経営者の違いとは

なぜあの会社は成功しているのか?

事業経営をされる方の中には大きく売上を伸ばし、早々と経済的に成功される方もおられれば、長く苦労をされる方など様々です。

税理士としてこれまで多くの経営者の方々と身近に接する中で、同じ業種でビジネスを行う経営者においてもこのような差が生じてしまうのは何が違うのだろう、と不思議に感じるものです。

私が関わらせて頂いた経営者の方々のうち、成果を出されている方がどのようなことを行っておられたかを振り返って考えると、次のような違いが見られました。

● 会社の運営や社長の言動の背景に戦略が感じられる

ここで言う戦略とは、「ゴールを決めて、そこへ到達するための道筋や手段が明確になっていること」を意味します。

例えば、繁盛している焼肉店のオーナーが店づくりで言われていたことです。

『焼肉店の料理なんて、調理はお客様が行うため店側は単に素材を切って盛り付けて提供するだけ。

だから料理の味にそこまではっきりわかるほどの違いは出ない。だけど、店員の接客はだれが見てもはっきり違いがわかる。

お客様に笑顔で接する、注文を聞くときは膝をついてお聞きする、オーダーが通ったらお待たせしないよう迅速に提供する、うちがやっているのはこんな当たり前のことをちゃんとやっているだけ。』

どうすればお客様にお店で気持ちよく食事を楽しんで頂くことができるか、を徹底的に考えて行動した結果、繁盛店になっていたということです。

オーナーは当たり前のことしかやってないよ、と軽く言われます。実際、特別なことをしているという意識もないようです。

ただ、他のお店でできていないことを当たり前のように実践できていることが、繁盛店という成果として現れているのは間違いないと思います。

キャッシュフロー経営とは①

黒字決算vsキャッシュフロー経営

経営者ならば黒字決算を目指しましょう、とは一般的によく言われる言葉かと思います。
会社を永続し発展させていくには当然に利益が必要ですし、赤字続きの場合には会社が倒産してしまうこともあります。

だからこそ黒字決算を目指すべき、というのは正論ですが、赤字決算は本当に悪いことでしょうか?
そもそも黒字決算をするということは、儲けを出して税金を払うということです。

会社が利益を出して税金を払うのは、社会貢献のため当然のことだ、という立派な意見もあります。
実際に多額の納税をされている会社もありますが、そこはやはり本音と建て前があります。

特に中小企業においては、税金を納めて社会に貢献するという正論はわかるけれども、できれば税金は少なく抑えたい、というのは当然のことだと思います。

今年は利益が出たけれども、来年はどうなるかわからない、という業績の先行きに対する漠然とした不安がある中で、できればこの儲けたお金を税金で目減りさせずに、先々のために取っておきたいとは、経営者であれば誰しも考えることではないでしょうか。

それに、税金をたくさん払うくらいなら、一緒に頑張ってくれた従業員に利益を還元してあげたい、という社長さんもおられることでしょう。

社長の立場からすると、会社を永続させていくことが大事であって、会社が健全に継続していけるなら、黒字であるか赤字であるかはさほど重要なことではないかもしれません。

会社が潰れずにしっかり続けていけるなら、黒字ではなく、むしろ税金を納めなくていい赤字決算の方が都合がいい、というのが本音ではないでしょうか。

でも、赤字決算だと会社が倒産してしまうんじゃないの?と思われるかもしれませんが、はっきり言うと会社は赤字決算では潰れません。

会社が倒産するのは資金繰りが回らなくなったときです。

赤字決算であっても、仕入先への支払いや銀行への借入返済などの資金繰りが滞らなければ会社は継続できます。

そうすると、中小企業の経営者としては黒字決算ではなく、赤字決算でも資金繰りが永続する経営(=キャッシュフロー経営)を目指すべきと言えます。